【まちキャン2023 地域課題編】

『サンタハウス弘前公園のキッチンを活用した健康づくりイベントをプロデュースせよ！』
サンタハウスの入居者は自身の部屋で食事をとるため、施設職員は入居者の食事摂取状況を把握することが困難です。独居や高齢者だけの世帯となると簡素なものや同じものを食べ続け、摂取する栄養が偏ってしまい、低栄養のリスクが生じます。誰かと食事を共にすることで、それぞれに必要な栄養素を摂取することに気を配れるようになるだけでなく、決まった時間に食事をとる習慣が身につきます。また、孤食による身体的・精神的な影響は大きいとされており、これらの問題は地域で生活する高齢者も同様に抱えています。学生と入居者がともに「高齢者の食育」について考えたり、共食の機会の創出となる活動を行い、高齢者の健康寿命を延伸することを目指します。

医療系・福祉系学生ならではの視点から、高齢者に健康的な生活を食の面で支えるイベントを企画していただきます！

受入先紹介

【社会福祉法人弘前豊徳会　サンタハウス弘前公園】
社会福祉法人弘前豊徳会は、法人設立から四半世紀以上にわたり、地域の高齢者福祉、特に介護保険サービス事業に取り組んでいます。

その中で、令和元年に弘前市中心部に開設した『サンタハウス弘前公園』は、要介護認定を受ける前の段階にある、健康～介護予備軍に相当する高齢者の介護予防・フレイル予防・生涯活躍をコンセプトとした自立型のサービス付き高齢者向け住宅、運動特化・短時間型のデイサービス、そして交流拠点を有する施設です。「心身が本格的に弱る前」「医療・介護について困る前」にご利用いただくことで健康寿命延伸を図り、来たるべき将来に備ることを目的としている、全国的にも珍しい業態の施設となります。

サービス付き高齢者向け住宅は全37戸、令和5年9月現在28人が暮らしています。入居者の80％が自立高齢者。残り20％は要支援1～要介護2で、外部の介護保険サービスを利用しながら自立生活を送られています。1階部分の運動特化型デイサービスは、高齢者はもちろん、若年層やアスリートでも活用できる運動機器が充実しており、入居者の他、地域の高齢者も健康づくりに活用しています。日曜日には一般開放していることも特長です。また、弘前への移住者の受け入れや、弘前に関心がある方などを対象にした「弘前の暮らし体験」も行っています。

入居者への聞き取り等を通じて潜在ニーズ等を掘り起こし、学生ならではの視点で課題解決のアイディアを提案していただき、より多くの高齢者が、心身をできるだけ元気に保ち、自立した豊かな人生を長く送れるような環境づくりについて、一緒に考えていただければと思います。

募集基本情報

期待する成果
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・高齢者の健康を食生活の面から支えるイベントを企画する
・イベントを通じて、食を通じた地域コミュニティを構築する

仕事内容詳細
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サンタハウス弘前公園のキッチンを活用した、健康づくりイベントをプロデュースせよ！

〈STEP1〉【サンタハウス弘前公園での利用者の生活や、利用状況についてリサーチする】
・サンタハウス弘前公園へ伺い、施設で行われている活動や利用状況についてヒアリングを行う
・ヒアリング等の調査で集めた情報を分析し、地域課題を分析する

〈STEP2〉【医療、福祉に関する専門的な知識を生かして、企画を立案する】
・分析した地域課題をもとに、他地域の健康づくりや食育に関する事例を調べる
・医療、福祉の観点から、地域に住む高齢者の健康増進に有用な企画を検討する

〈STEP3〉【企画を提案・実践する】
・企画をまとめて、サンタハウス弘前公園にプレゼンする
・提案した企画をサンタハウス弘前公園と協働して実践する

得られる経験
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・地域で暮らす高齢者の生活を知り、健康を支える活動を作ることができる
・地域で暮らす人の多様性を理解することができる
・学校の中で学んだ医療・福祉に関する知識を、地域の中でアウトプットできる

対象となる人
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・地域で暮らす高齢者の医療に関心がある人
・健康の保持・増進、疾病の予防、公衆衛生に関心がある人
・まちづくりに関心のある人
・学校で学んだ医療・福祉に関する知識を、地域に還元したい人

活動期間
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期間：10月～11月（週に1、2回程度の活動頻度）

活動場所
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HLS弘前：青森県弘前市土手町133-1 西谷ビル1階
サンタハウス弘前公園：青森県弘前市大字元大工町26番地1