受入先紹介

【就労継続支援B型事業所きりんの里】
平成26年きりんの里（障がい者就労支援）を開設。現在30名の障がいをもつ利用者に生活支援・作業提供をしています。津軽漆の地場産業化・津軽塗の保護・障害者の雇用を目的に令和3年『きりんうるしプロジェクト』を開始。地域産業と連携し、循環型生産活動のサイクルを作り、苗生産・植樹・副産物での二次加工を一貫し行っています。

今回、学生の皆さんにお願いしたいことは、きりんうるしプロジェクトを広く知っていただき、うるし茶の試飲会を開き、うるしに親しんでいただく機会を創出することです。きりんうるし茶は、津軽産漆苗の生産過程で出る『発芽しない種』が原料。三度の種選別、独自の焙煎方法に加え、青森ヒバで燻製を施した津軽ならではの味。漆種にはかぶれの原因であるウルシオールはふくまれていないため、安心安全。香ばしく風味豊かなお茶です。なお、パッケージに生ねぷた絵を使用しています。

きりんうるしプロジェクトを発足したことで交流人口が増え、開かれた事業所になりました。うるしを大切に育て、捨てるところが無いよう製品づくりに取り組んでいます。様々な障がいをもつ30名の利用者が、特性を活かして役割分担をし協働で完成しました。津軽漆という伝承素材に地域の専門性、障がい福祉のチカラが加わったエシカル・アップサイクル製品です。

これからもこの品を通じて商地域社会に貢献していく所存です。小さな福祉事業所ですが、学生の皆さんと一緒に仕事が出来れば幸いです。障がいをもつ利用者さんとも交流していただき、障がい福祉の楽しさも知っていただければと思っています。

応募基礎情報

期待する成果
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・学生ならではの感性を活かして新商品の販売促進イベントを実施する
・うるし産業の課題を明確にし、県内でのうるし産業の発展に貢献する
・地域におけるきりんの里の役割を理解し事業内容について多角的に考察する
・本プロジェクトを丁寧に発信し、きりんの里の認知を高める

仕事内容詳細
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＜STEP1＞【きりんの里について理解を深める】
・顔合せや企業訪問を行い、事業内容やうるし茶について理解を深める
・現在計画中の新規事業の全体像を把握し、課題解決に向けたタスクを整理する
・経営者・メンバーにヒヤリングを行い、きりんの里についてさらに理解を深める

＜STEP2＞【イベント開催に向けた提案を行う】
・実際にうるし茶を試飲し味わいやイメージ、特徴や魅力を可視化する
・うるし茶の販売促進に向けたイベントの具体的な内容を考える
・実現までのスケジュールをたて必要となる動きをピックアップする
・経営者・メンバーからフィードバックをもらい、イベント内容をブラッシュアップする

＜STEP3＞【イベントを実施する】
・イベント実施に向けての告知・集客・アンケートの作成を行う
・イベントを実施し、自らスタッフとしてうるし茶の魅力を発信する
・試飲会終了後にアンケートを集計し、分析する

＜STEP4＞【活動報告会の実施】
・約2ヶ月間の活動報告会を行う
・きりんの里でお世話になった方にも参加してもらえるよう促す

得られる経験
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・イベント企画・運営のノウハウを実践的に学ぶことができる
・自身のアイディアを活かして新商品の販売促進に関わることができる
・地域における障がい福祉の重要性について考えることができる

対象となる人
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・マーケティングやアップサイクルに興味がある人
・新商品の販売に向けたイベントの企画から実施までを行ってみたい人
・障がいや難病を持つ人の生活や働き方について学びたい人

事前課題
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・インスタグラムを見て、きりんの里について調べる
・障がい福祉について自分なりに調べて考察し、理解を深める

活動条件
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2～3月の2ヶ月程度
単位がでます
2月10日（土）からオリエンテーション、事前講座あり