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  • 2021/01/18

第3回地域づくりサロン★ワーケーションプラン発表会を開催しました!

1月13日(水)13時から、中南地域県民局主催「地域づくりサロン~アフターコロナの地域づくりを考えよう~」の3回目を開催しました。

今回は、最終回ということで、旅するデザイナー森山真祐子さんをお招きして、それぞれの地域が考えたワーケーションプランにコメントをしていただきました。森山さんありがとうございました。

各地域からの発表は、温泉施設の利用や、りんご農園の新しい活用プランなど、それぞれ特徴ある内容だったのですが、森山さんとの対話の中で、ワーケーションを考えるにあたり、利用者と受入地域の重視しているポイントに、大きなズレがあることがわかりました。

まず、受入地域側は「県内どこからでもアクセス良好」など、移動のしやすさをアピールしたものの、マヨさんからすれば仕事の延長で訪れる場で、そこまで色々移動はしないので、あまり気にするポイントではないと。(とはいえ空港までお迎え来てくれる、みたいな優しさは嬉しいそうです笑)

また体験プランなど、来てくれた人を「おもてなし」するようなプランが沢山詰まっていたのですが、ベースは「ワーク」でもあるので、あまりにプランが充実していても、ほぼ使わず、それよりは働く環境がどのくらい快適かが大切であるという点も。

一方、おもてなし自体が悪いことではなく「イカ釣り行くけど一緒に船乗る?」「今夜アジトでちょっとモツやるけど来る?」みたいな地域の日常のアトラクションは人気だそうです。

どちらがいい悪いではなく、移住や観光のPRと、ワーケーションの誘致は、もしかしたら全然違うのかもしれないな~というのは大きな気づきでした。

第1回ゲストの大瀬良さんがおっしゃたように、ワーケーションありきではなく「どんな地域をつくりたいか、さらにはどんな人が来てくれると嬉しいか」を地域として考え抜いた時に、一つの解としてワーケーションがあるということを頭の片隅に置きながら、次年度の取り組みを検討してみたいと思います。

3回にわたってお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
引き続き、ノマドワーカー達がこの地域を訪れたくなる理由を、一緒につくっていきましょう。

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