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  • 2020/07/20

『つい関わってみたくなる地域をみんなでつくるプロジェクト』が始まりました!

18日(土)秋田県鹿角市にて、「つい関わってみたくなる地域をみんなでつくるプロジェクト」が動き出しました。

こちらの事業は、十和田湖周辺の3自治体(秋田県鹿角市、岩手県二戸市、青森県田子町)が手を組んで、学び合いながら、「食✖️◯◯」を中心にした新しい地域への「関わりしろ」を作っていく関係人口プロジェクトです。

キックオフとなった今回は『ついやってしまう体験の作り方』の著者・玉樹さんと、関係人口創出プラットフォーム『SMOUT』を運営する面白法人カヤックの中村さんによる、地域のもったいないを面白くするワークショップを開催しました。

コミュニティのことを、“小さなひとだまり”と呼ぶ中村さんからは、地元の人が集まっている場の引力について、様々な事例とともに解説していただきました。

印象的だったのは「課題ハラスメント」という言葉。外から地域に入った人が良かれと思ってやりがちな「この地域の課題って何ですか?」というヒヤリングからは、なかなか地域の本音が出てこないだけでなく、地域の人はうんざりしてしまう。

一方で「もったいないもの何ですか?」という質問には、地域の人の地元への愛情が溢れてきて、何だか明るい気持ちで解決策を出していける。

当たり前のことようで、実際はあんまり出来ていないことだなぁと反省させられます。

玉樹さんからは、ゲーム🎮を事例にした直感のデザインの仕方について詳しく解説していただきました。いつ聞いても「そこまで緻密に作り込まれているのか…」と唸ってしまう内容です。

二流、三流のデザイナーは、いきなり「ここはいい街です!」と言ってしまうけど、体験デザイナーとしとは負けである、というのも深いお話ですよね。

何をするか予感させ、当てさせて、さらに学ばされっぱなしの飽きを消すために、予想を外される驚きもデザインする。予想通りのものばかりになりがちな観光コンテンツを、どう外すかって言うのも興味深い視点でした。

お2人のコンビで地域の全国行脚できそうだなーと思いながら、ワクワクする三時間を過ごせました。

ここから鹿角市の皆さんと、つい関わってみたくなる体験プログラムを作り、9月末頃の実施を目指します。色んな地域から鹿角市を選んで来ていただけるよう頑張りますので、完成したらぜひチェックしてみてください。

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